よくある質問

1:共通
1-1.AnserDATAPORTについて
Q1.利用可能な金融機関は?

A.順次、ご利用機関様を拡充しており、「取り扱い金融機関一覧」にて最新の情報を公開しております(掲載許可を頂けた金融機関様より順次掲載しております)。

Q2.マルチバンクサービスになるのか?

A.サービスとしてはシングルバンクサービス(伝送する際は、接続する金融機関様単位に伝送が必要)となります。ただし、複数金融機関様宛に同一回線、同一手順で接続できるメリットがございます。

Q3.AnserDATAPORTとVALUXとの違いは何か?

A.AnserDATAPORTは、ホストコンピュータからシステム連携にて自動でファイル伝送を行いたいお客様に、AnserDATAPORTのご利用をおすすめしております。ファイル伝送サービスのため、即時での残高照会等は実施頂けません。
VALUXは、パソコンに電子証明書と専用ソフトをインストールしていただき、インターネット接続にてお使いいただくパソコンバンキングサービスです。
そのためVALUXは手動で伝送を実施していただくものとなります。また、即時に残高照会等が実施可能です。

Q4.AnserDATAPORTのサービス時間は?

A.各金融機関様が設定されますので、ご利用する金融機関様へお問い合わせください。

Q5.ファイルを金融機関単位に分けて伝送する必要はあるのか?

A.ファイルは、金融機関単位に作成し、金融機関単位に分けて伝送する必要がございます。

Q6.AnserDATAPORTはどのプロトコルに対応してるのか?

A.全銀TCP/IP手順・広域IP網に対応しております。

Q7.XXX社の(ソフト名)を利用しているが、これでAnserDATAPORTは利用できるのか?

A.恐れ入りますが、ご利用のソフトベンダ様にお問い合わせください。
また併せて、AnserDATAPORTのHP上に通信製品一覧を掲載しておりますので、ご確認ください。

Q8.金融機関等からIPアドレスの提示を求められた場合は?

A.AnserDATAPORTを用いた伝送において、金融機関等からIPアドレスの提示を求められる場合の対応についてはこちらをご確認ください。

Q9.照合データ作成ツールとは何か?

A.現在のFAX照合の代替としてファイル照合機能を提供しておりますが、当該照合機能を利用するにあたり、ご利用者様の事務負担を軽減すべく照合データ作成ツールを提供しております。こちらからツールの利用申込が可能です。

Q10.パラメーターシートのADP提供主体(金融機関等)提示用シートが手元にない場合は?

A.こちらのページをご参照ください。

1-2.安全性について
Q1.セキュリティについては問題ないか?

A.回線は、閉域網を使用し、暗号化も行いますので、セキュリティについては、問題ないと考えております。

Q2.バックアップセンタはあるのか?

A.AnserDATAPORTは、東西2センタの構成となりますので、災害時でも継続して利用できる環境を用意しております。※災害状況により利用できないケースもございます。

Q3.AnserDATAPORTセンタが被災した場合のサービス継続はどうなっているのか?

A.AnserDATAPORTセンタはメインセンタとバックアップセンタがあり、AnserDATAPORTメインセンタ被災時には、AnserDATAPORTバックアップセンタにてサービス継続が可能です。
詳細については、ご利用の金融機関様へお問い合わせください。

1-3.その他
Q1.全銀協標準通信プロトコルとは何か?

A.全銀協標準通信プロトコルは、企業・銀行相互間のオンラインデータ交換における通信手順です。
一般公衆電話網またはISDNを適用回線とする「ベーシック手順」、「TCP/IP手順」とIPを利用する回線を適用回線とする「TCP/IP手順・広域IP網」の3種類がございます。
AnserDATAPORTはその中の「TCP/IP手順・広域IP網」に対応しております。

Q2.AnserDATAPORT+Cとは何か?

A.AnserDATAPORTを用いた伝送において、金融機関等からIPアドレスの提示を求められる場合の対応についてはこちらをご確認ください。

2:企業様向け
2-1.料金について
Q1.Connecureの初期費用、月額費用に含まれる内容について教えてほしい。

A.初期費用および月額費用にはルータ設定、機器レンタル、保守費用が含まれます。
また回線敷設時、NTTデータにて回線説明から工事等まで実施いたします。

Q2.初期費用、月額費用以外にConnecureにかかる費用はあるのか?

A.夜間等に工事をご希望の場合は、追加費用が発生する可能性がございます。
また、弊社ルータの設置先ラックおよび電源等はお客様手配となります。

2-2.申込について
Q1.Connecureの申し込みがしたい。

A.ネットワークソリューション事業部営業担当 Connecure窓口宛までご連絡ください。
http://nws.jp.nttdata.com/connecure/contact.html

2-3.Connecure回線について
Q1.企業回線(Connecure)帯域はどれくらいを用意しているのか?

A.最大の回線速度は、1Mbpsとなります。利用者様のニーズに応じて、帯域を確保するプランやベストエフォートのプランがございます。

Q2.企業回線(Connecure)の詳細な話を聞きたい

A.詳細につきましては、以下のページをご参照ください。
http://nws.jp.nttdata.com/connecure/

Q3.Connecureとは何か?

A.NTTデータが企業様向けにご提供している、複数のサービスセンタを利用できる金融機関取引対応の高い信頼性のある閉域ネットワークです。企業様がAnserDATAPORTをお使いいただく際にご利用いただく回線となります。ご利用者様(企業様)への直接の提供主体は、NTTデータとなります。

Q4.Connecureの回線は暗号化されているのか?

A.AnserDATAPORTを利用するための専用の回線である「Connecure」は、閉域網となっております。またConnecure敷設時、貴社に設置するルータからAnserDATAPORTに接続されるルータ間はIPsecによる暗号化を実施しております。

Q5.Connecure回線故障発生時の対応はどうなっているのか?

A.ご選択いただくメニューにより対応が異なります。
詳細につきましては、Connecure窓口にお問い合わせください。

Q6.AnserDATAPORTと接続するにあたって、Connecure1回線につき、同時接続数の上限など制限はあるのか?

A.制限としまして、ConnecureのIPアドレス1つにつき、1多重が上限となります。
なおAnserDATAPORTをご利用時のConnecure制約としては、6送信元IPアドレス/1メニューとなっておりますが、Connecure1回線を複数多重で利用する場合は回線帯域を按分します。そのため伝送あたりのスループットが低下し接続時間の長期化に繋がりますので、1回線あたり1多重での伝送を推奨いたします。

Q7.Connecureの仕様書がほしい。

A.ダウンロードサイトをご案内させていただきます。お手数ですが下記サイトから取得をお願いいたします。
http://nws.jp.nttdata.com/connecure/download.html

Q8.Connecure回線を利用するにあたり、企業側でケーブル準備・接続する必要があるのか?

A.NTTデータでルータまでご提供致します。そのため、企業内にてご使用されるケーブル準備・接続はお客様にてご準備をお願い致します。

Q9.AnserDATAPORTを利用するにあたり、ConnecureのIPアドレスを金融機関へ通知する必要はあるのか?

A.IPアドレスの通知要否は金融機関様毎に異なります。また、通知が必要な金融機関様の場合でも、伝送ファイルの内容によっては通知が不要なケースがございます。
金融機関様へのIPアドレスの通知が必要な場合は、金融機関様から貴社へご連絡がございます。連絡のない場合は金融機関様へのIPアドレスの通知は不要です。
詳細につきましては、以下のページをご参照ください。
https://www.adp.ne.jp/blog/blog03.html

2-4.照合について
Q1.照合機能とは何か?

A.AnserDATAPORTは標準機能として、照合機能を提供しております。
基本機能で伝送した全銀協規定フォーマットの決済データに対し、企業様にて照合データを作成・伝送いただくことでAnserDATAPORTにて件数と合計金額を照合する機能です。

Q2.照合データの項目にある「照合識別コード」とは何か?

A.照合データの送信元が正当であるかを確認するための項目(コード)です。
照合識別コードは企業様が金融機関様へAnserDATAPORTのご利用申込みの際に、企業様と金融機関様間で決定いただくものになりますので、設定値については金融機関様のご案内に従ってご設定ください。

Q3.依頼データと照合データの送信の順序関係はあるか?

A.照合データを送信した時点で、照合対象の依頼データがない場合は照合エラーとなります。 したがって依頼データの送信が完了後、照合データの送信をお願いいたします。

Q4.照合データのフォーマットについて教えてほしい。

A.照合機能はNTTデータからAnserDATAPORTの標準機能として金融機関様へ提供してます。
そのため照合データのフォーマットは、金融機関様共通となります。

Q5.照合データのヘッダレコードの項目にある「伝送サイクルコード」には何を設定するのか。

A.照合データのヘッダレコードの伝送サイクルコードは、依頼データを伝送した際のファイル名(ファイル制御電文)に設定した伝送サイクルコードを設定します。

Q6.照合エラーとなった場合はどうなるのか?

A.照合機能にてエラーとなった場合、AnserDATAPORTからエラーを応答(または回線断)します。
恐れ入りますが、詳細につきましては、お取り扱いのございます金融機関様へお問合せをお願いいたします。

2-5.AnserDATAPORTとの通信について
Q1.現在、既存手順(「ベーシック手順」「全銀TCP/IP手順」)を利用しているが、TCP/IP手順・広域IP網に変更すると何が変わるのか?

A.既存の手順(「ベーシック手順」、「TCP/IP手順」)から広域IP網への変更点は2点でございます。
1.対象の回線が変更となります。(一般公衆電話網またはISDNを適用回線からIP網に)
2.暗号化が必須となります。(仕組みは任意)

Connecureをご利用頂くことで、以上2点に対応可能です。
ベーシック手順をご利用の場合には、全銀TCP/IP(広域IP網)に対応するよう企業様ホストのシステム対応が必要となります。
TCP/IP手順をご利用の場合には、現在お使いのソフトが閉域IP網でも利用可能であれば、既存のものを流用可能です。

Q2.AnserDATAPORTと接続する際に気を付けるべき事項(伝送タイミング等)はあるのか?

A.AnserDATAPORTの仕様として同時接続数の上限に達した場合、伝送エラー(回線切断のメッセージが表示されます)となりますが、10時00分~02分等、00分直後に伝送が非常に集中する傾向がございますので、エラーの場合はリトライいただくか、当該時間を避けていただくと円滑な伝送が可能になります。
※上限到達がきっかけで、既に伝送を開始した通信が切断されることはありません。

Q3.AnserDATAPORTとの通信で使用するポート番号を知りたい。

A.AnserDATAPORTは全銀協標準通信プロトコルに準拠しているため、使用するポート番号は「5020」となります。

Q4.AnserDATAPORTとのテストはどのように行うのか?

A.AnserDATAPORTの標準機能として、加入者センタテストがございます。
ただし、金融機関様によってはその他のテストを実施される場合もあります。
なおテスト実施内容は金融機関様からご案内するものとなりますので、金融機関様へお問い合わせをお願いいたします。

Q5.AnserDATAPORTのテスト環境を使用することは可能か?

A.企業様とAnserDATAPORT間に限ったテスト環境はございません。

2-6.その他
Q1.伝送を委託している決済代行事業者に、INS終了後も引き続き委託できるか?

A.決済代行事業者様は、AnserDATAPORTと接続するためにConnecure回線を企業様に代わり敷設頂く必要がございます。
そのためINS終了後の委託可否については、決済代行事業者様へお問い合わせをお願いいたします。

3:自治体様向け
3-1.料金について
Q1.導入費用、利用料金を教えてほしい。

A.AnserDATAPORTに接続するpufureについては、費用は発生いたしません。なお、AnserDATAPORTの費用につきましては、ご契約していただく金融機関様へご確認をお願いいたします。

Q2.利用する金融機関が追加となった場合費用は発生するのか?

A.金融機関数に関わらず、pufureの費用は発生しません。

3-2.申込について
Q1.pufureを利用する場合、申込期限はいつまでか?

A.お申込みからご利用開始までは2~3ヶ月の見込みとなります。(金融機関によってはそれ以上の期間を要す場合もございます。)
pufureご利用開始前の接続試験には、お申込みから最短で1.5カ月の期間が必要となりますので、余裕を持ったお申込みをお願いしております。
pufureの利用開始日は、接続試験終了後、金融機関とのご調整が必要となりますので、金融機関様へご確認をお願いいたします。

Q2.pufure利用申込書を作成する単位が知りたい。A課とB課で利用予定だが、それぞれpufure利用申込が必要か?

A.Pufure利用申込書につきましては、1団体様として1通ご提出いただきます。
※ただし、別々にお申込み頂くことも可能です。

Q3.建物の違う部署から使用したいのだが、利用申込書は複数枚提出する必要があるのか?

A.pufureではIDおよびパスワードにてログインの制御を行いますため、利用拠点が離れていることを理由とした複数のお申込みは不要です。

Q4.pufureを利用したい場合、誰とどのように契約手続きを進めれば良いのか?

A.金融機関へのAnserDATAPORT(EB/FBサービス)のご利用申込みと、弊社へpufure(LGWAN接続サービス)のお申込みが必要です。
AnserDATAPORTのご利用申込みにつきましては、お取引のある金融機関へお問い合わせください。
pufureのお申込みについては、pufure申込様式ダウンロードフォームより申込書をダウンロードいただき、弊社へご提出をお願いいたします。

Q5.金融機関へのデータ伝送契約とpufure営業担当への利用申込みは、どちらを先に行えば良いか?

A.お申込みの順序に制約はございません。
したがって、金融機関へのAnserDATAPORTのお申込みとpufureのお申込みを並行して進めていただき、先にpufureのご契約が完了しても問題ございません。

Q6.複数の金融機関との取引がある場合でも、pufure利用申込は1件で良いのか?

A.pufureのお申込みにつきましては、複数いただく必要はございません。最初にご利用いただく際にのみご提出ください。

Q7.金融機関の対応時期が異なる場合、その都度pufureへの申込みが必要か?

A.すでにpufure利用申込済みであれば追加金融機関分として新たに利用申込書の提出は不要です。

Q8.利用申し込みの後には、具体的にどのような準備が必要か?

A.①準備
・LGWAN環境があることをご確認ください。
・ファイル送受信を行う端末をご用意ください。なお専用端末とする必要はございません。
②作業
・弊社より仕様書や設定様式をご案内します。
・自治体様内でご検討いただき、各種設定をpufureへご登録ください。
・接続試験を実施し、その後商用利用を開始します。(接続試験の有無については金融機関様へご確認下さい。)

3-3.LG-WANについて
Q1.LGWANとは何か?

A.LGWANとは、地方公共団体情報システム機構(J-LIS(ジェイリス))が運営する総合行政ネットワークです。全国の自治体が接続された閉域ネットワークとなります。

Q2.LGWANを利用するのはなぜか?

A.各自治体様で既設済のLGWAN回線、及びLGWAN接続端末が流用可能となるため、接続回線はLGWANを採用しております。Connecureでのご利用も可能ですが、新たに回線を敷設頂く必要があります。

Q3.LGWANの準備はどのようにすればいいのか?

A.自治体様内の情報部門にお問い合わせください。

3-4.利用環境について
Q1.pufure利用申込前であるが、現在の通信環境に問題が無いことを確認したい。

A.恐れ入りますがご利用申込手続き完了後に確認をお願いしております。

Q2.pufureに接続する端末に求められるスペックを教えてほしい。

A.2022年5月時点の動作確認環境は、以下のとおりです。
・OS:Microsoft Windows 10、Microsoft Windows 8.1
・モニタ解像度:800×600ピクセル以上
・インターネットブラウザ:Microsoft Edge
なお、CPUやメモリ等のスペックは特に定めておりません。

<その他条件>
・LGWANによる接続が可能であること。
詳細はお申し込み後に仕様書にてご確認ください。

Q3.pufureの利用にあたってConnecureは必要か?

A.自治体様の場合は、LGWAN回線経由でのご利用となるため、Connecureのご用意は不要です。
やむを得ずLGWANをご用意できない場合は、Connecureをご検討ください。

Q4.pufure接続で許可すべきプロトコルは何か?

A.「http、https」を利用できることをご確認ください。

Q5.端末1台で問題ないか?

A.端末は1台で問題ございません。ユーザID・パスワードでログインが必要となります。

Q6.LGWAN回線がつながっているPCであれば、複数のPCで送信作業可能か?

A.可能です。ユーザID・パスワードでログイン制御いたします。なお、PCには証明書インストールやブラウザ設定等が必要です。

3-5.仕様について
Q1.複数の金融機関へ一括でファイルを伝送する機能はあるのか?

A.複数金融機関への一括ファイル伝送には対応しておりません。

Q2.pufureを利用する場合、照合データは自治体が作成する必要があるのか。

A.自治体様にて照合データを作成していただく必要はございません。
照合データが必要な依頼データは、自治体様が「承認(オペレーション)」することによりpufure(システム)にて照合データを自動作成し、AnserDATAPORTへ送信します。

3-6.その他
Q1.InternetExprolerのサポート終了後、利用できるpufureのブラウザは何になるのか?

A.pufureでの利用ブラウザとして、Microsoft Edgeが利用開始しております。

4:VAN事業者向け
4-1.代行にあたって
Q1.Connecure回線の帯域速度は最大でどの程度か?

A.Connecureはメニューにより1~100Mbpsが最大となりますが、AnserDATAPORTに接続する場合は、AnserDATAPORTの仕様により、Connecureの帯域を最大1Mbpsまでとしています。

Q2.通信テストはどのように行うのか?

A.初回利用企業様が接続される際に、通信テストの実施をお願いいたします。VAN事業者様と弊社との間での通信テストは、現在行っておりません。

Q3.代行手数料等の手数料は発生するのか?

A.VAN事業者様からNTTデータへお支払い頂く代行手数料等はございません(Connecureについては利用企業様と同様となります)。

5:トラブル対応
5-1.トラブル対応方法について
Q1.伝送トラブルが発生した場合はどのように対応すればよいか?

A.原因箇所の特定およびお問い合わせ先についてはこちらをご参照ください。